私の出産キロク①〜緊急帝王切開

こんにちわ、初登場の宮崎出身、二児の母 ダルがりティーヌです。
妊婦が100人いれば、100通りのお産がある!

子育てのスタートといえば、出産ですね!
不安やドキドキを抱えたプレママさん向けに、これからくまてんキャストがマイ出産ストーリーを御紹介していきますね。
「こんなお産もあるんだなぁ」とご覧ください。
ティーヌの第一子の出産は2018年5月のことでした。
陣痛かもしれない・・・と感じたティーヌは、朝の4時頃緊張しながらいよいよ病院へ。
この時は、熊本から、宮崎の個人病院に里帰りしての出産でした。
助産師さんにモニターを見てもらったら、めでたく陣痛認定をいただき、帰されることなくそのまま入院することに。
よかった、「痛み強くなってからまたきてね」とか大変ですもんね。
ベッドで陣痛が強くなるのを待つも、なかなか強くならず…。
ソフロロジー出産

ソフロロジー(呼吸法やイメージトレーニング等をすることで、リラックスした状態での出産を目的とする出産方法です)をおススメしている産院で、自分も予習していた呼吸法で赤ちゃんが下りてくるのをイメージイメージ。
産院での母親学級での講義によると、ソフロロジーがうまくいくと、すごく安らかに出産でき、うまくいかないと、のたうち回って痛みを喚き散らす出産になるとかならないとか…。
なるほど、痛くないとイメージして、痛さは散らして臨めばいいのね、と、呼吸を止めず、優しく優しく。

徐々にのんびり強まる痛み…。
でもソフロロジー的にはあまり痛がっちゃいけないだろうから、逃して逃して〜♪
そんなこんな繰り返して時すでに夕方。子宮口6センチから進まず。
車で3時間の距離に住んでる夫も病院に着いちゃいました。
スーパースピード安産コースで、
夫間に合わなかったらどうしようとか心配してましたが超杞憂でした。
そして陣痛促進剤…
もともと事前の健診で、赤ちゃんの頭が大きいことから、きちんと下りてくるか先生に心配されてましたが、それが現実に。ガビーン。
先生から、
「このまま自然に陣痛を待って、深夜になって下りて来ませんでした、危ないから帝王切開しようってなっても、個人産院なのですぐにはスタッフが集まらないので、
陣痛促進剤を使ってペースを早めて、このまま経膣分娩いけるかいけないか見極めましょう」
とのことで、陣痛促進剤を使うことに。
ティーヌとしては、
もうその辺の確認ぶっ飛ばして帝王切開に行こうよ!の心境。
しかし段階踏まないと帝王切開には行けないとのことで、18時ごろから陣痛促進剤を打つことに。
陣痛促進剤を入れて、痛みがドッコンドッコンヒートアップする中、
しかしソフロロジー!と、痛みに耐えて、逃してるティーヌに先生が一言。

これぐらいの痛がり方ならまだまだ…
これぐらいの痛がり方ならまだまだ…

あぁ?!!!
ソフロロジーじゃないんかい!!
そっからはもう大袈裟に痛がりましたよ。
いたたたたた!!!!!
地獄の断末魔のように叫びました。
実際の痛みよりも二割り増しで痛い言ってました。
早く切ってほしくて…。
でもあれなかなか切ってくれないんです。
内診して下りてこないか破膜して、
全然下りて来てないの確認して、
緊急帝王切開☆に決まって、
よっしゃー!☆と思って
スタッフさんたち集まるの待って手術台に乗せられ、
いよいよ帝王切開じゃー!この痛みから逃れられる…!と思ったら、
この期に及んで先生が
「本当に下りて来てないかもう一回確認しよう」

もういいですってば!!!!!!
しつこいよ!!(絶叫)
そして緊急帝王切開
無事(?)、赤ちゃんが下りてきていないのを確認し、結局21時半に緊急帝王切開。
陣痛開始からほぼ20時間経過…長かった。
水死体のようにスッポンポンで手術台に乗せられ、
手際良く消毒され、麻酔され、切られ、赤ちゃんは取り出されました。
いよいよ感動の初対面、感想は…
ティーヌは痛みはさほど感じず、
産声を上げた赤ちゃんを顔のすぐそばにつれてきてくれました。
感想は、
「本当にこれがお腹の中に入ってたんだ…」という人体不思議発見な気持ちと、
「嫌な匂いじゃないけど、匂うな…」でした。
「ナイストゥミーチューマイファーストベイビー!」みたいな感動に浸れないティーヌ。
帝王切開は産後がきついと聞いてましたが、それでも陣痛促進剤の終わりの見えない痛みに比べたら平気でした。
下から産んであげられなかった…みたいな帝王切開に引け目を感じてるお母さんの記事とかコラムとかたまに見るんですけど、
ティーヌは「我が帝王切開に一遍の悔いなし!」です。
いろんな事情や理由があって帝王切開になってるんで、母子無事ならそれでオールオッケーです!
そしてティーヌは、次妊娠して産む時にはもう陣痛しなくていいんだ、という希望にさえなってますよ…。
緊急帝王切開になっても大丈夫ですよ。
安心して先生たちに任せてくださいね。
しかし今が江戸時代とかなら結局出てこれなくて母子共に死んでいたかも。
ありがとう令和。
ありがとう医療の進歩。
そんな第一子出産でした⭐︎